地震、台風、豪雨…「自然は人間の都合を待ってはくれない。」
- akiyuki yamasaki

- 6月27日
- 読了時間: 3分

自然は待ってくれない。だからこそ「自助力」を育てよう。
ここ数日、日本各地で大きな自然現象が続いています。
東北地方では大きな地震が発生し、昨日(6月26日)には山梨県でも最大震度6弱の地震が観測されました。
さらに、比較的地震が少ないといわれる地域でも揺れが発生しています。加えて、日本列島にはダブル台風(6月27日現在)の接近が予想され、各地で大雨や暴風への警戒が呼びかけられています。
これらの出来事を見て、「最近は災害が多い」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、本当に考えなければならないことは別にあります。
それは、「自然は人間の都合を待ってはくれない。」
という事実です。
自然には「今日は仕事だから地震をやめよう」「休日だから台風を避けよう」という考えはありません。
昼でも夜でも。
平日でも休日でも。
子どもでも大人でも。
自然は自然の営みとして動き続けています。
そして、その自然現象によって人や暮らしに被害が及んだとき、私たちはそれを「自然災害」と呼びます。
つまり、災害そのものを完全になくすことはできません。
人間の力だけで地震を止めることも、台風の進路を変えることもできません。
だからこそ、私たちが本当に向き合うべきなのは、
「災害を止めること」ではなく、「災害に備えること」です。
家庭での備蓄。
家具の固定。
避難場所の確認。
家族との連絡方法。
非常持ち出し品の準備。
どれも大切です。
しかし、私たちはもう一つ、もっと重要なことがあると考えています。
それが「自助力」です。
自助とは、
「自分の命は、自分で守る力」です。
消防や警察、自衛隊、行政、地域の皆さんは、災害時に私たちを支えてくれる大切な存在です。
しかし、大規模災害では、その支援がすぐに届くとは限りません。
道路が寸断されることもあります。
停電や断水が何日も続くこともあります。
避難所へ行けない人もいます。
その時、一番最初に自分を守れるのは、自分自身しかいません。
だからこそ、自助力は特別な技術ではなく、「生きる力」そのものなのです。
私たち日本防災キャンプアウトドア協会では、その自助力をアウトドア体験を通して育てています。
火を起こすこと。
水を確保すること。
雨風をしのぐ場所をつくること。
限られた道具で食事をつくること。
仲間と協力すること。
キャンプでは「楽しい経験」として身につくことが、災害時には「命を守る力」へと変わります。
防災は、不安になるために学ぶものではありません。
安心して暮らすために学ぶものです。
「災害は必ず起こる。」
この現実から目を背けるのではなく、
「だから私は備えている。」
そう言える人が一人でも増えることが、地域の防災力を高める第一歩になります。
自分の身は自分で守る。
そして、自分が守れたからこそ、家族を守り、地域を支えることができる。
私たちが目指しているのは、そんな「自助力」から始まる防災です。
「自助は、決して『一人で何とかしろ』という意味ではありません。自分を守る力があるからこそ、大切な家族を守り、地域で助け合う『共助』へとつながっていくのではないでしょうか。」


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