山口県阿武町での3日間の防災(減災)キャンプ指導者講習会を終えて
- akiyuki yamasaki

- 5月7日
- 読了時間: 3分
「楽しさの先にある生きる力」
先月、山口県阿武町にある「ABUキャンプフィールド」にて、3日間にわたる防災キャンプ指導者講習会を開催してきました。
今回の取り組みは、単なる防災講習ではありません。キャンプ場の新たな活性化コンテンツとして、「防災キャンプ」「減災キャンプ」を地域の中にどのように根付かせていくのか――そんな未来への挑戦でもありました。



近年、日本各地で自然災害が頻発する中、「防災」は特別なものではなく、日常の中に取り入れていく時代へと変化しています。その中で私たちが大切にしている考え方が、“楽しみながら備える”ということです。
キャンプやアウトドアには、本来「生きる力」を育む要素が数多くあります。
火を起こすこと。水を確保すること。仲間と協力すること。自然の変化を感じること。限られた環境の中で考え、行動すること。
これらは災害時にも活かされる大切な知識や経験です。
しかし、「防災」という言葉だけでは、どうしても堅く、難しく感じてしまうことがあります。だからこそ、“キャンプ”という楽しさの入り口から、防災や減災をもっと身近に感じてもらうことが重要だと私たちは考えています。

今回の阿武町での講習会では、参加者の皆さんと共に、地域課題や災害リスク、キャンプ場としての可能性についても意見を交わしました。
「キャンプ場だからこそできる防災」「地域だからこそ生まれるつながり」「交流人口を増やしながら地域を守る仕組み」
これらをどのように継続的なコンテンツとして形にしていくのか。
正直に言えば、簡単なことではありません。ですが、自治体・地域・キャンプ場・人材育成が連携しながら進めていくことで、新しい地域活性のモデルになる可能性を強く感じた3日間でもありました。
「楽しさの先にある生きる力」
それこそが、私たちが目指す「防災キャンプ」の本質です。
キャンプ場は、ただ遊ぶ場所ではなく、人と人がつながり、学び合い、支え合う“交流の場”にもなります。







ABUキャンプフィールドで始まったこの新たな挑戦が、今後どのように地域へ広がっていくのか。そして、「防災×キャンプ」「減災×キャンプ」という新しい文化がどのように根付いていくのか。
キャンプ場を単なる宿泊施設としてではなく、地域活性や人材育成、防災教育、交流人口創出など、多様な価値を生み出す拠点として活用していこうという姿勢は、これからの時代に求められる新しいキャンプ場の在り方なのかもしれません。
“楽しむ”だけで終わらない。“体験”が“生きる力”へとつながっていく。
ABUキャンプフィールドには、そんな可能性が詰まっていました。
今後、「防災×キャンプ」「減災×キャンプ」という新たな取り組みが、この場所からどのように育っていくのか。私たち自身も非常に楽しみにしています。
これからも現場で実践を重ねながら、地域と共に模索し続けていきたいと思います。
今後の展開にもぜひご期待ください。



最後に、このような貴重な機会をいただきました阿武町の皆様、ABUキャンプフィールド関係者の皆様、そして本講習会開催に向けご尽力いただいた「あぶナビ」の皆様に、心より感謝申し上げます。
今回の3日間は、単なる講習会ではなく、「地域の未来」や「これからの防災」、そして「キャンプ場の新たな可能性」を共に考える時間でもありました。
地域を想う熱意、行動力、そして“新しいことに挑戦しよう”という前向きな姿勢に、私たち自身も多くの刺激と学びをいただきました。
防災や減災への取り組みは、一度のイベントで終わるものではありません。地域の中で継続し、人と人がつながりながら育てていくことが大切です。
今回の出会いをきっかけに、「防災×キャンプ」という取り組みが、阿武町からさらに広がり、新たな地域活性や人材育成へとつながっていくことを心より願っております。
改めまして、この度はご招待いただき誠にありがとうございました。




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