防災の常識を疑う【第2回】「防災グッズを買えば安心は本当か?」
- akiyuki yamasaki

- 6月23日
- 読了時間: 2分

【防災の常識を疑う②】防災グッズを買えば安心は本当か?
災害が起こるたびに、
非常食を買う。
防災バッグを用意する。
ランタンや携帯トイレを備える…そんな情報を目にします。
もちろん、備蓄はとても大切です。
しかし、私は時々考えます。
もし、その防災グッズを使いこなせなかったら?
非常食を食べ切った後は?
電池がなくなったら?
断水が長引いたら?
本当に私たちを守ってくれるのは、「モノ」そのものではなく、
そのモノを使い、工夫し、生活を維持する力ではないでしょうか。
例えば、火。
停電した時、火を使うことができれば、
温かい食事が作れる。
お湯を沸かせる。
身体を温めることができる。
そして、不思議なことに、火には人の心を落ち着かせる力もあります。
次に、水。
人は食べなくても数日は生きられると言われます。
しかし、水がなければ命に関わります。
飲み水を確保する。
雨水を活用する。
簡易浄水器を使う。
普段から水を扱う経験が、災害時の安心につながります。
そして、もう一つ。
「寝る力」(しっかり眠れる環境を)です。
避難所でも、車の中でも、テントでも、
安心して眠れること。
眠ることは、明日を生きる力を回復することでもあります。
キャンプでは、
火を使う。
水を使う。
限られた道具で眠る。
そんな経験を、楽しみながら積み重ねます。
だから私たちは、防災とは、モノを集めることではなく、
「暮らしを維持する力を育てること」だと考えています。
防災グッズは、あくまでも道具。
本当に大切なのは、その道具を使い、考え、工夫し、生き抜く力を持つことなのです。
【次回予告】
では、その「生き抜く力」は、知識さえあれば身につくのでしょうか。
本を読めば、講習を受ければ、人は災害時に行動できるのでしょうか。
次回、
「知識があれば人は動ける」は間違い。
防災を、知識から行動へ変える方法について考えます。

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