防災キャンプは、防災意識を育てる第一歩
- akiyuki yamasaki

- 7月3日
- 読了時間: 2分

この夏も全国各地で、防災キャンプや体験型防災イベントが開催されています。
テント設営や火起こし、防災食づくり、ロープワークなどを体験しながら学ぶ防災教育は、近年ますます注目されるようになりました。
私たち一般社団法人日本防災キャンプアウトドア協会も、この流れをとても心強く感じています。
しかし、私たちが考える防災キャンプの目的は、「キャンプ技術を身につけること」ではありません。
目的は、防災意識を高めることの入り口だということです。
災害はいつ発生するか分かりません。その時に大切なのは、特別な知識よりも、「自分ならどう行動するだろう」と日頃から考える習慣です。
防災キャンプでは、自然の中で過ごし、限られた道具を工夫して使い、仲間と協力しながら課題を乗り越えます。
その体験は、「もし災害が起きたら」という想像力を育て、防災を自分ごととして考えるきっかけになります。
そして、防災意識が高まることで、家庭で備蓄を始めたり、家具の固定を見直したり、地域の防災訓練に参加したりと、小さな行動が生まれていきます。
こうした一人ひとりの行動が、自分や家族を守る「自助」につながり、やがて地域で支え合う「共助」の力へと広がっていきます。
私たちは、防災キャンプをゴールとは考えていません。
防災キャンプは、防災意識を育てるための入口です。
その入口から、自助・共助への行動が生まれ、地域のことを考え、周囲と協力できる人が少しずつ増えていく。
その積み重ねこそが、地域を支える防災人材の育成につながると私たちは考えています。
だからこそ、私たちはこれからも、防災を「学ぶもの」ではなく、「体験し、考え、行動につなげるもの」として、多くの皆さんに届けていきたいと思います。


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