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楽しみながら備える「防災×キャンプ」

Disaster Prevention

CAMP

「防災×キャンプ」とは

私たちが提案する「防災キャンプ」は、2つの“キャンプ”の意味を掛け合わせた、新しい学びと体験のスタイルです。

ひとつは、自然の中で楽しむアウトドアとしてのキャンプ。火をおこす、水を確保する、テントを張る、食事をつくるといった野外生活の知識や技術は、災害時にとても役立つ「生きる力」です。自然の中で楽しみながら、万が一のときに自分や大切な人を守る力が自然と身につきます。

もうひとつは、**プロのアスリートが行う「トレーニングキャンプ」**のような、短期間に集中して何かを学ぶ場としての意味です。防災キャンプでは、災害時に必要な知識や判断力、行動力を実践的に学びます。ただ知識を得るだけでなく、「自分で考えて動く力」を育むことが目的です。

この2つを掛け合わせたのが「防災×キャンプ」。
楽しみながら備える、学びながら強くなる、そんな新しい防災のかたちです。

さらに私たちは、「多様な視点」を大切にしています。子ども、高齢者、女性、障がいのある方、外国人、ペットと暮らす家庭など、それぞれに必要な備えは異なります。防災キャンプでは、さまざまな立場に立ったシミュレーションや体験を通じて、「誰かの困りごと」に気づける視点も育みます。

子どもから大人まで、誰もが楽しみながら防災を学べる場所として。
そして、いざという時に自分や大切な人を守る力を育む機会として。
「防災キャンプ」は、これからの時代に必要な“備え”を、もっと身近で楽しく学べる形で伝えていきます。

​防災キャンプが目指すもの

1. 自助力の向上

災害時にはまず「自分の身を守る」ことが重要です。事前の準備や適切な判断ができるようになるためには、知識だけでなく実践的なスキルが必要になります。例えば、キャンプでの火おこしや調理、テント設営、シェルターづくりといった技術は、災害時の避難生活でも大いに役立ちます。防災キャンプでは、楽しみながらこれらの技術を習得し、万が一の際に実践できる力を養います。

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2. 事前の準備とシミュレーション

災害時には、電気・ガス・水道といったライフラインが停止することが多く、日常生活を送るための基本的なスキルが求められます。例えば、火を起こす技術や簡単な調理方法、水の確保と浄化、緊急時のトイレの作り方などを学びます。これらのスキルは、緊急時に自分自身や周囲の人々を守るために非常に重要です。

3. 地域コミュニティとの連携(共助)

自助だけでなく、地域での助け合い(共助)も大切です。地域の人々と協力し、災害時にどのように支え合うかを考えることは、被害を最小限に抑えるために不可欠です。防災キャンプでは、近隣住民とのコミュニケーションの取り方や、支援物資の分配、避難所運営の方法などを学びます。

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​4.チームワークとリーダーシップの育成

災害時には、大人から子ども更に個人の行動だけでなく、周囲との協力が重要です。防災キャンプでは、グループ活動を通して、チームワークやリーダーシップの重要性を学びます。困難な状況下でどのようにコミュニケーションを取り、協力して問題を解決するかを体験的に学ぶことで、災害時に役立つ判断力や協調性が養われます

​5.心理的な備え

災害時には、肉体的な備えだけでなく、精神的な強さも必要です。防災キャンプでは、ストレスや不安に対処する方法、緊急時に冷静さを保つための心構えを学びます。特に子供や高齢者に対する心理的サポートの重要性も強調され、家族や地域コミュニティでのサポート体制を強化するための知識も提供されます。

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