災害時のアウトドアスキル防災キャンプ体験

Disaster preparedness camp instructor training course
防災キャンプ指導者養成講座
日本防災キャンプアウトドア協会では「防災キャンプ指導者養成講座」を正式にスタートします。
本講座は、自然災害の発生が増加する現代社会において、子どもから大人まで幅広い世代を対象に「防災×キャンプ」の知識と技術を体系的に学び、地域や教育現場、企業などで防災意識を高める活動を担う人材を育成することを目的としています。講座はステップアップ方式を採用し、まずは基礎的な知識を学ぶ「アドバイザー資格」、続いて実践的な指導力を身につける「フィールドインストラクター資格」、そして企画運営や指導者育成まで担える「ディレクター資格」へと段階的にレベルアップが可能です。カリキュラムは災害リスクの基礎理解、避難生活の体験型ワーク、ロープワークやテント設営、応急処置、コミュニケーション力など、実践重視の内容を網羅。修了後は防災キャンプイベントやワークショップ、学校防災教育、企業研修など幅広い現場での活躍が期待されます。さらに、修了者には継続的な学びと情報共有の場として、オンライン研修や認定者コミュニティへの参加特典も用意。地域に貢献しながら、自身のキャリアにもつながる新しい防災資格講座です。
目指すのは、知識だけではない、“行動できる”リーダーの育成。
さらに修了後は、各地域で新たな指導者を育てる立場として全国展開も視野に。
あなたの学びと経験が、未来の防災力、そして日本の強さへとつながります。
今こそ、防災リーダーとしての一歩を。
あなたの参加をお待ちしています。

講座の構成と受講形式
防災キャンプ指導者養成講座は、3つのステップアップ形式で構成され、実践力と指導力を段階的に身につけていく全50時間の専門的なカリキュラムです。受講スタイルは、集中して学べる「週末宿泊型コース」と、働きながら通いやすい「平日夜間通学コース」の2種類を用意し、ライフスタイルに合わせて選択可能です。また、全国各地への出張講座も実施しており、地域のニーズに応じた柔軟な展開が可能です。
この講座は、単なる「災害対策」にとどまらず、「教育」「経済」「人材育成」「施設の再活用」を一体化した新たな地域経済循環モデルとして設計されています。防災力の向上だけでなく、地域資源の有効活用やコミュニティの再構築、人材の育成を通じて、地域が自立的に持続可能な豊かさを生み出すことを目指した未来型の防災教育プログラムです。地域の課題を希望へと転換し、「楽しみながら備える」という価値観を広げることで、次世代の防災リーダーを育成していきます。

ベーシックアドバイザー資格(入門)
(15時間)
「はじめの一歩」はここから!
防災の基礎知識とキャンプの基本スキルをわかりやすく学べます。
初心者でも安心して参加できる内容で、自助力(自分の命を守る力)を身につける第一歩に最適です。

フィールドインストラクター資格(中級)15時間
「現場で動ける人」になるために。
防災キャンプの現場で求められる判断力・指導力・実践力を養います。
ワークショップやキャンプ活動をリードできる中核的存在を目指す方におすすめ。

ディレクター資格 (上級)
20時間
地域をつなぐ、未来をつくる。
講座の企画運営から人材育成まで、指導者の指導者としての力を育てます。
地域防災のリーダーとして活躍したい方にふさわしい最上位資格です。
「防災キャンプ指導者として全国で活躍する未来へ」
あなたの力を全国へ〜防災キャンプ講師としての新たな一歩
防災キャンプ指導者養成講座を修了された方には、今後の全国的な活動の中核としてご活躍いただくことを想定しています。協会には、全国各地の自治体・学校・企業などから防災キャンプ実施の依頼が寄せられており、修了者の皆さまには講師や運営スタッフとして現地に派遣し、現場での指導を担っていただきます。また、各地域で防災指導者が不足している場合には、サポートメンバーとして柔軟に活動していただく機会も多数あります。今後は全国規模でのネットワークづくりと展開を目指しており、地域に根ざした活動はもちろん、横のつながりを活かした広域支援体制の構築も視野に入れています。修了者同士が協力し合いながら、学びを活かして実際の防災現場で力を発揮できる環境を整えていきます。地域を超えて防災意識を広めるパートナーとして、共に全国的な活動を広げていきましょう。
