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石川県羽咋郡志賀町で「子ども向け防災キャンプ」を開催

3月22日、23日の1泊2日で能登半島地震で最大震度7を観測した石川県羽咋郡志賀町で地元のNPO団体「First five」様からの依頼で「子ども向け防災キャンプ」を開催してきました。

開催場所には志賀町の大島キャンプ場を利用し、本格的な1泊2日のキャンプ体験。

天気は快晴でしたが、海岸沿いのキャンプ場で風通しがよく、当日は強風の中でしたが様々な体験をして頂きました。


オリエンテーションでは、参加者の子どもたちに自己紹介の際「地震発生時にはどこで何をしていたか?」を各自に発表してもらい、自宅で家族でくつろいでいた人、おばあちゃんの家に遊びに行っていた人、車で移動中だった人、ショッピングモールで買い物途中だった人など、誰1人として同じ状況の人はおらず、改めて「いつ、どんな状況下で起こるかわからない地震」の怖さを思い知りました。


実際に被災した方々の話は今後の防災対策として貴重な体験談であり、どのような状況下でも対応できる事前の準備や心構えの必要性を感じました。


主催者の方の話で避難生活で一番救われたのは、被災した状況の中でも「子供たちの笑顔や

笑い声」に救われたと話していたことが印象的で、今回の防災キャンプで子供たちに「生きる力」「生き抜く力」を養ってほしいという思いで開催されたとのこと。


子供たちに向けた防災キャンプで伝えたい3つとして「自分のことは自分でする」「困った人がいたら助ける」「みんなで協力する」がテーマです。

キャンプの様々なプログラムでは、覚えた技術をまだ上手に出来ない人に教える「インプットとアウトプット」を繰り返すことが重要で、コミュニケーションの一つとしても大切な取り組みです。

火起こし体験


薪割り体験


テント設営






今回の防災キャンプでは、能登半島地震で実際に被災した子供たちと触れ合うことができ、貴重な体験をさせて頂きました。


今後も「子供たちの未来のためにできること」一つづつ積み上げていきたいと思います。


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