「伝えた」ではなく、「伝わった」までが防災。

「伝えた」だけでは、防災にならない。
災害が起きると、
避難してください。
危険です。
ここへ行ってください。
水を確保してください。
さまざまな情報が発信されます。
でも、その情報は本当に全員へ伝わっているでしょうか。
外国人。
子ども。
高齢者。
障害のある方。
観光客。
初めてその地域を訪れた人。
同じ言葉を聞いても、理解の仕方は人によって違います。
だから大切なのは、
「伝えたか」ではなく、「伝わったか」。
さらに、
理解した。
判断できた。
行動できた。
そこまで確認することが必要です。
日本防災キャンプアウトドア協会では、防災キャンプそのものが目的ではなく、
体験の中で言葉だけに頼らず、
実際に見る。
やってみる。
人の行動を見る。
分からなければ聞く。
仲間と一緒に動く。
ということができます。
だからアウトドア体験は、防災コミュニケーションを学ぶ場にもなります。
まず自分が情報を理解し、行動する。
これが自助。
自分が理解したことを周囲へ伝え、一緒に動く。
これが共助。
そして、さまざまな人へ分かりやすく伝えられる人が地域に増えていく。
それが地域防災人材の育成につながります。
防災キャンプはゴールではありません。
「誰にでも伝わる防災」を考え始める入口です。
今日、家族で一つ試してみませんか。
「避難してください」
という言葉を使わずに、
避難することを伝えてみる。
意外と難しいはずです。
その気づきから、防災コミュニケーションは始まります。

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