防災週間を「防災について考える1週間」で終わらせないために
- akiyuki yamasaki

- 7 時間前
- 読了時間: 2分

8月30日から9月5日は防災週間です。
9月1日の「防災の日」を中心に、全国各地で防災訓練や体験イベントが行われます。
この時期になると、防災用品を確認したり、家族で避難場所について話したりする方も増えるのではないでしょうか。
もちろん、それはとても大切なことです。
しかし私たちは、防災週間を**「防災について考えた1週間」だけで終わらせないこと**がもっと大切だと考えています。
例えば、防災イベントへ参加した。
簡易トイレを使ってみた。
災害食を食べた。
避難方法を学んだ。
そこで「勉強になった」で終わってしまえば、時間が経つにつれて記憶は薄れていきます。
そこで一つ、問いを加えてみます。
「この経験を、明日から何に変えますか?」
家族の集合場所を決める。
携帯トイレを家に置く。
地域の避難場所まで歩いてみる。
近所の高齢者へ声をかける。
地域の防災訓練へ参加する。
自分にできそうな役割を一つ見つける。
小さなことで構いません。
体験を一つの行動へ変えることが、防災意識を「知識」から「備え」へ変えていきます。
私たち日本防災キャンプアウトドア協会では、防災キャンプそのものを目的とは考えていません。
自然の中で生活する。
仲間と役割を決める。
限られた環境で食事や衛生を考える。
状況が変われば予定を変更する。
困っている人がいれば、どう支えるか考える。
そうした体験を通して、
「自分だったらどうする?」
と考え始めることが、防災キャンプの大きな意味だと考えています。
自分や家族を守るために行動できることが自助。
周囲の人と情報を共有し、できることを分担することが共助。
そして、
「自分にも地域でできることがある」と気づいた人が増えていく。
その積み重ねが、地域を支える人材育成につながります。
防災キャンプはゴールではありません。
体験から、防災について考え始める入口です。
今年の防災週間。
防災について「知ったこと」を一つ、
「実際にやること」へ変えてみませんか。
体験を「地域を支える力」へ
日本防災キャンプアウトドア協会では、防災体験を一度きりのイベントで終わらせないことを大切にしています。自然や屋外環境での体験を通して「気づく・考える・判断する・役割を持つ・振り返る」という経験を重ね、自分や家族を守る自助、周囲と支え合う共助、そして地域で行動できる人材育成へつなげます。
コメント