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地震は“いつか”ではなく、“必ず起こる”

先週の長野県北部、そして昨日の三陸沖。日本各地で続く地震は、私たちに改めて現実を突きつけています。

日本は世界有数の災害大国です。地震・台風・豪雨・土砂災害…。これらは「特別な出来事」ではなく、日常の延長線上にあるリスクです。

だからこそ私たちは強く伝えたい。

「自分の命は自分で守る」

この意識こそが、すべての防災の原点です。


■ 地震発生直後に一番大切なこと

地震が起きた瞬間、人の行動は「本能」と「準備」で決まります。その中で最も重要なのは、ただ一つ。

▶ 命を守る行動(初動)

  • まずは頭を守る(落下物から身を守る)

  • 無理に動かず、安全な場所で揺れが収まるのを待つ

  • 屋外では建物・電柱・崖から離れる

  • 海の近くではすぐに高台へ避難(津波を想定)

ここでの判断が、生死を分けます。


■ 防災キャンプの視点で考える「命の優先順位」

災害時に大切な考え方として、私たちは以下を伝えています。

  1. 空気(呼吸)

  2. 体温(低体温の防止)

多くの人が「食べ物」から考えますが、実際には体温と水の確保の方がはるかに重要です。

これはアウトドアの世界では当たり前の知識であり、災害時にもそのまま活かせます。

キャンプの知恵は、そのまま“生きる力”になる。


■ 「地震は必ず起こる」という前提での備え

防災は「もしも」ではなく、「起きる前提」で考えることが重要です。

▶ 日常でできる備え(フェーズフリーの考え方)

  • ✔ 普段から使える道具を備える(ヘッドライト・バーナーなど)

  • ✔ 水は“飲む+使う”を意識して備蓄

  • ✔ 家具の固定・避難動線の確保

  • ✔ 家族との連絡手段・集合場所を決める

  • ✔ 簡易トイレの準備(見落とされがちだが極めて重要)

そして何より重要なのは、

「知識」ではなく「経験」

一度でも体験しているかどうかで、災害時の行動は大きく変わります。


■ なぜ防災キャンプが必要なのか

防災が広がらない理由の一つは、「難しい」「堅い」「自分には関係ない」と感じてしまうことです。

私たちはそこに対して、

▶ 楽しみながら備える

というアプローチを取っています。

  • 火を起こす

  • テントで寝る

  • 水を確保する

  • 仲間と協力する

これらはすべて、災害時に必要なスキルです。

防災キャンプとは“生きる力を体験で学ぶ場”です。

■ 防災キャンプアウトドア協会の役割

防災キャンプアウトドア協会の役割は、単なる体験の提供ではありません。

▶ 人材を育てること

  • 災害時に“動ける人”を増やす

  • 状況を見て“判断できる人”を育てる

  • 知識ではなく“行動できる力”を身につける

▶ 「自分の身は自分で守る力」を地域に根づかせること

私たちが目指すのは、大きな仕組みをつくることではありません。

一人ひとりが「生きる力」を持つこと

その積み重ねこそが、地域全体の防災力を高めると考えています。

そのために、

  • キャンプ・アウトドアの知識やスキルを活かす

  • 日常の延長で使える技術として伝える

  • 体験を通じて“できる”状態をつくる

▶ 自助をベースに、共助へつなげる

「自分の身は自分で守る」ことができてこそ、はじめて周りを助けることができます。

  • 自助(自分を守る)

  • 共助(支え合う)

この循環を、地域の中に生み出していくこと。

それが、私たちの目指す防災のかたちです。

■ 最後に

災害は止められません。しかし、結果は変えられます。

それは、一人ひとりが「生きる力」を持つことによってです。

これからの防災は、

「楽しみながら備える」から

「楽しみながら備え、その先の生きる力へ」

私たちはその価値を、社会に広げていきます。

■ 今、あなたにできること

  • □ 自分の身を守る行動を理解しているか

  • □ 最低限の備えができているか

  • □ 家族と話し合っているか

  • □ 実際に体験したことがあるか

防災は“知ること”ではなく、 “できること”です。

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